奄美大島にお住いの皆様
2017-01-14
明けまして、おめでとうございます。
じつは、今から24年前、私が東京から鹿児島にUターンしてしばらくたった時、高校時代の同級生が白血病になってしまいました。
生きる道は唯一、骨髄移植だけでした。
私は、高校時代の友人を募って、ドナーを探す、骨髄バンク運動に精を出しました。骨髄バンクは、その年にようやくできたばっかりで、結局、ドナーが見つからず、同級生は、幼い子供2人を残して死んでしまいました。
そんなこともあって今でも、ボランティア組織である、かごしま骨髄バンク推進連絡会議の代表をやっています。
この度、奄美の音楽家たちが実行委員会を作って、名瀬で、はじめての骨髄バンクイベントを開催することになりました。
1月28日(土)13:30開場 14:00開演
奄美文化センター
です。
素晴らしい歌声を耳に出来ます。
ご多用のこととは存じますが、ぜひ足をお運びいただければありがたいです。
それと、当日は、骨髄バンクの登録会(2ccの採血)もあります。18歳から54歳までの健康な方ならどなたでも登録できますので、ご協力くださればと思います。
このお知らせを、名瀬在住の方に拡散いただければ、ありがたいです。
下記に、当日パンフの、私の「ご挨拶」を添付しました。
図書出版南方新社
向原祥隆
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奄美から白血病の患者を救う
かごしま骨髄バンク推進連絡会議
代表 向原祥隆
夏の暑い日中、あるいは厳しい風の吹きすさぶ中、私たちがドナー登録の呼びかけを続けて随分たったような気がします。
白血病などの血液難病は、ある日突然、なんの予告もなく、降りかかってきます。悪い行いをしたとか、不摂生が続いたというわけでもなく、本当に突然の出来事として起こってしまいます。私たちも、いつ白血病になってもおかしくない訳です。
かつては病名の告知が、すぐそのまま死の宣告でもありました。それが、よく効く薬の開発などによって、かなりの人が助かるようになりました。
それでも、治らない人がいます。その命を救う最後の手段として骨髄移植があるのです。骨髄バンクのスタートは1992年でした。あれから24年、現在、骨髄バンクによる移植は、なんと2万53件に達しています。ドナー登録者はどんどん増え続け、今では46万人にまでなりました。
それでも、すべての患者にドナーが見つかるわけではありません。今でも、日本国内で1433人、鹿児島県内でも38人の患者が、病院のベッドの上でドナーが現れるのを待っています。
患者は、そんなに長く待つことはできません。病気そのものが悪化したり、免疫機能の低下によって、肺炎などの感染症にかかったりして、遠からず命を失うことになります。
この奄美大島でも、白血病等の患者は2万人に1人という、一定の比率で発症します。そして、血液タイプの合うドナーは、同胞の確率が高いのも事実です。奄美の患者を奄美のドナーが救うのです。
今回奄美大島で、初めて骨髄バンクにかかわるイベントを実現させることができました。ドナーになることで患者に生きるチャンスを与え、救うことが出来ます。登録はわずか2mLの採血で終わります。
ぜひ、あなたも骨髄バンクへ登録を。何卒よろしくお願いします。
もしも、時間のある方は、奄美文化センターへ、お出掛け下さい。
よろしくお願い申し上げます。
奄美大嶋観光ガイド
代表者 基 武雄
じつは、今から24年前、私が東京から鹿児島にUターンしてしばらくたった時、高校時代の同級生が白血病になってしまいました。
生きる道は唯一、骨髄移植だけでした。
私は、高校時代の友人を募って、ドナーを探す、骨髄バンク運動に精を出しました。骨髄バンクは、その年にようやくできたばっかりで、結局、ドナーが見つからず、同級生は、幼い子供2人を残して死んでしまいました。
そんなこともあって今でも、ボランティア組織である、かごしま骨髄バンク推進連絡会議の代表をやっています。
この度、奄美の音楽家たちが実行委員会を作って、名瀬で、はじめての骨髄バンクイベントを開催することになりました。
1月28日(土)13:30開場 14:00開演
奄美文化センター
です。
素晴らしい歌声を耳に出来ます。
ご多用のこととは存じますが、ぜひ足をお運びいただければありがたいです。
それと、当日は、骨髄バンクの登録会(2ccの採血)もあります。18歳から54歳までの健康な方ならどなたでも登録できますので、ご協力くださればと思います。
このお知らせを、名瀬在住の方に拡散いただければ、ありがたいです。
下記に、当日パンフの、私の「ご挨拶」を添付しました。
図書出版南方新社
向原祥隆
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奄美から白血病の患者を救う
かごしま骨髄バンク推進連絡会議
代表 向原祥隆
夏の暑い日中、あるいは厳しい風の吹きすさぶ中、私たちがドナー登録の呼びかけを続けて随分たったような気がします。
白血病などの血液難病は、ある日突然、なんの予告もなく、降りかかってきます。悪い行いをしたとか、不摂生が続いたというわけでもなく、本当に突然の出来事として起こってしまいます。私たちも、いつ白血病になってもおかしくない訳です。
かつては病名の告知が、すぐそのまま死の宣告でもありました。それが、よく効く薬の開発などによって、かなりの人が助かるようになりました。
それでも、治らない人がいます。その命を救う最後の手段として骨髄移植があるのです。骨髄バンクのスタートは1992年でした。あれから24年、現在、骨髄バンクによる移植は、なんと2万53件に達しています。ドナー登録者はどんどん増え続け、今では46万人にまでなりました。
それでも、すべての患者にドナーが見つかるわけではありません。今でも、日本国内で1433人、鹿児島県内でも38人の患者が、病院のベッドの上でドナーが現れるのを待っています。
患者は、そんなに長く待つことはできません。病気そのものが悪化したり、免疫機能の低下によって、肺炎などの感染症にかかったりして、遠からず命を失うことになります。
この奄美大島でも、白血病等の患者は2万人に1人という、一定の比率で発症します。そして、血液タイプの合うドナーは、同胞の確率が高いのも事実です。奄美の患者を奄美のドナーが救うのです。
今回奄美大島で、初めて骨髄バンクにかかわるイベントを実現させることができました。ドナーになることで患者に生きるチャンスを与え、救うことが出来ます。登録はわずか2mLの採血で終わります。
ぜひ、あなたも骨髄バンクへ登録を。何卒よろしくお願いします。
もしも、時間のある方は、奄美文化センターへ、お出掛け下さい。
よろしくお願い申し上げます。
奄美大嶋観光ガイド
代表者 基 武雄
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