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奄美諸島の砂糖政策と倒幕資金

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奄美諸島の砂糖政策と倒幕資金

■概要
タイトル:『奄美諸島の砂糖政策と倒幕資金』
著  者:先田光演
仕  様:A5判
ページ数:162ページ
発行所 : 南方新社
定  価:定価(本体2,500円+税)

■内容(「本書の刊行に当たって」より)
 本書は、明治維新の中核を担った薩摩藩の財源のなかで、特に奄美諸島から得た黒糖の重要性について、はじめて諸史料を元に解き明かしたものである。これまで黒糖が維新の原動力になったということは、なかば当たり前のこととして認識され、記述されてきた。しかしながら、体系的に史料を研究した論考はなかったと言っていい。その意味では、本書は奄美諸島の歴史研究、さらに言うならば幕末から明治初期にかけての日本近代史の研究に確固とした道筋を拓くものである。
  本書によって、奄美諸島および貢納された黒糖の果たした役割が、近代日本の成立に、いかに大きなものであったかがあらためて理解できよう。
 ここで、著者が本書を執筆することになった直接のきっかけに触れざるを得ない。南方新社が二〇一一年に刊行した『江戸期の奄美諸島』(知名教育委員会編)の座談会でなされた原口泉氏の発言である。そこには、「黒砂糖の収益なんて、(薩摩の倒幕資金としては)もうとるにたりません。(略)基本的な収入は、上海貿易からの収益です」とある。同書中の別な座談会では、このテーマについて「そんな資料を見たことがないので、それも課題ですね」(弓削政己)、「私は不明にしてよく分かりません」(豊見山和行)と、原口氏の発言の史料的根拠に疑問が提示されていた。
  いずれにしろ、座談会での発言であれ、これまでの通説を覆す重要な発言を奄美の歴史研究者として看過できなかった、という著者の痛切な思いが本書を生んだのである。『江戸期の奄美諸島―「琉球」から「薩摩」へ―
』もあわせて、手にしていただきたい。  

■目次より
本書の刊行に当たって
プロローグ―砂糖政策の新旧説―
奄美諸島の砂糖政策と倒幕資金その一~その五
史料編

■著者紹介
先田光演(さきだ みつのぶ)1942年10月、鹿児島県大島郡和泊町国頭生まれ。1965年、鹿児島大学教育学部卒業。同年より鹿児島県内の小中学校に勤務。2003年に和泊中学校校長を最後に退職。現在、えらぶ郷土研究会会長。主な著書に『沖永良部島のユタ』(海風社・1989)、『奄美の歴史とシマの民俗』(まろうど社・1999)、編著書に『与論島の古文書』(与論町教育委員会・2011)2.『江戸期の奄美諸島』について

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